笑うなよ、スタッフが見ている…

今回のバルセロナテストはマシンのアップデイトのため各チーム(スーパーアグリを除く)がいろいろなことを試しているようです。
昨日書いた『フェラーリの新しいノーズ』だけでなく、ルノー、HONDAが新しい空力パーツを導入しました。

FMotorsportsより
ルノーも新エンジンカウルをトライ

これは、レッドブルの『RB4』がすでに投入しているリヤウィングまで伸びる大型のエンジンカバー・タイプのもので、15日(火)フェルナンド・アロンソがトライした。

まだその結果がどう評価されたかは明らかでなく、来週のスペインGPに実戦投入されるかどうかもいまのところ不明だ。

レッドブルが今年試している『背びれ』がルノーにも付きました。実際どれほどの効果があるのかよくわかりませんが、これで上向きになれば各チームが導入してくるでしょう。
見た目にはあまりカッコよくないですがねぇ…

一方のHONDAも空力パーツを試しました。

F1-Gate.comより
ホンダ、新しいフロントノーズをテスト

ホンダは、15日に行われたバルセロナテスト2日目で、新しいフロントノーズを登場された。

バリチュロが運転するホンダ RA108のアッパ・ノーズコーンには、翼のような2枚のフラップが装着された。同様のパーツは、今季BMWがF1.08に採用している。

“象の耳”と名付けられていたこの革新的ソリューションは、そもそも、2007年のテストセッションで最初にホンダがRA107で試していた。

また、フロントホイールにはリム・シールドが装着された。

ホンダは、今回のエアロパーツとサスペンションの改良により、コンマ6秒の改善をすると言われている。

なんなんですかこれププッ (￣m￣*）


基本的な考え方は今年のBMWのマシンと同じようですが、この見た目はちょっといただけません。BMWはカッコいいですが、これはお世辞にもカッコいいとは言えません。
これ実は昨年の5月にオンボロボンボンマシンのRA107で試したパーツの進化版で、ネット上でもかなりの失笑をかったパーツです。

↑こんなんです。

しかし笑ってはいけない!!(と言いつつ笑ってしまいますが…)

なんとこの日のファステストをたたき出したのは、HONDAのバリチェロでした。

FMotorsportsより
バルセロナテスト2日目、ホンダがトップタイム!(4/15)

15日(火)、第2日目を迎えたバルセロナ合同テストは、ホンダのルーベンス・バリチェッロがただ一人1分18秒台のタイムを叩き出し、トップに立った
条件が同一でないとはいえ、昨年来F1合同テストでホンダのマシンがタイミングモニターのトップに名前を刻んでみせたのは初めてのことになる。
( ただし昨日マッサがマークしたものよりはコンマ5秒ほど遅れるもの)

同条件でないとは言え、昨日のマッサのファステストラップから僅かコンマ5秒落ち。

侮れません!!ぉお(ﾟﾛﾟ屮)屮

ようやく復活の兆しが見えたHONDA。今後どの辺に食いついてくるか注目です。

それとあわせて早くこのマシンがスーパーアグリに供給してもらいたい。アップデイトの可能性が"ゼロ"だけに浮上できる要因は全くありません。せめてこれぐらいのマシンじゃないと誰とも戦えません。
…って言うか、アップデイトしないんだったらSA07ベースの車を使ってもよかったんじゃねぇの？って思ったりもします。

いよいよ今日はシューマッハがスリックタイヤを試すらしいので、どんな走りをするか、どれぐらいのラップタイムを叩きだすか。
注目です。

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