マレーシアGP結果(ネタバレ有)

第2戦マレーシアGPが終わりました。

FMotorsportsより
マレーシアGPはライコネン(フェラーリ)が優勝!

レースはフェラーリのキミ・ライコネンが逃げキット今季初優勝。
自身通算16勝目を挙げた。
2位はBMWザウバーのクビサ、3位マクラーレンのコバライネン、4位にはハミルトン／マクラーレンの猛追を退けたトヨタのトゥルーリ、6位BMWザウバーのハイドフェルド、7位レッドブルのウェバー、8位ルノーのアロンソでここまでが入賞・ポイント獲得。

以下、9位レッドブルのクルサード、10位ホンダのバトン、11位ルノーのアロンソ、12位フォース・インディアのフィジケーラ、13位ホンダのバリチェッロ、14位に後方から追い上げたウィリアムズのロズベルグ、15-16位にスーパー・アグリのデビッドソン&佐藤琢磨、そして最後が17位ウィリアムズの中嶋一貴でここまでが完走となった。

ということで、フェラーリのキミ・ライコネンが優勝しました。
フェラーリ(というかライコネン)にとっての今シーズンがようやく開幕したということです。

同じく我らがスーパーアグリも2台揃って完走、スーパーアグリにとってもようやく今シーズンが開幕したということです。

正直スーパーアグリの両ドライバーには大きなハイライトは無く、あったのは

琢磨VSロズベルグ

琢磨スピンオフ(グラベルに捕まらず無事復帰しましたが、アンソニーに抜かれました)

ぐらいですがとにかく…



完走おめでとう!!


今のスーパーアグリにとってはポイントとかは別問題でとにかく完走してデータを集めること。
『SA08B』が後半に出てくるまであのマシンで戦わないといけませんから…
この前から散々書いてますが今のSA08Aというマシンは最悪のマシンがベースになっていますので、速いわけは無く、SA05張りの苦しい状態です。
今回も開発の目処が立っていないため今できる最善の方法として、サスをガチガチ設定する方法をとっています。
この方法で前回より走りやすくなったようですが、CSでの今宮さん、川井ちゃんの話では

『このおかげでタイヤに非常に厳しいマシンになってしまっている』

とのことです。暑さも相当なので懸念されてました。
雨だったらもっと大変だったかも…とも言ってました。

とりあえず良い所無しだったウィリアムズの一貴の前でゴールできたのは幸いかと思います。

スーパーアグリ、両ドライバーと亜久里代表のコメント
F1-Gate.comより
スーパーアグリ、2台揃って完走

スーパーアグリは、2008年F1第2戦 マレーシアGP決勝レースで、2台揃って完走。アンソニー・デビッドソンは15位、佐藤琢磨は16位でレースを終えた。

暑く湿気の多い厳しいコンディションのマレーシアで、スーパーアグリの2台は揃って完走した。アンソニー・デビッドソンは15位完走。佐藤琢磨は、コースオフなどで順位を落としたが、中嶋一貴を抑えて16位でレースを終えた。

アンソニー・デビッドソン　（15位）
「今日はチームにとっても僕にとっても良いレースだった。レースを最後まで走り切るのは昨年度のブラジル以来で素晴らしかった。レース自体もとてもうまくいったと思う。スタッフが最高の仕事をしてくれたため、レース中ずっとマシンの信頼性が高かった。タイヤを含め、何の問題もなかった。マシンに乗っていることが快適で、ここぞという時にプッシュすることができた。今僕たちが置かれている状況を考えると、非常に良いポジションでチェッカーを受けることができたと思う」

佐藤琢磨　（16位）
「レースを完走できて良かった。第1スティントと第2スティントは良かったが、第2スティント中に不運にも高速区間でタイヤかすを拾ってしまったため、走行ラインが膨らんでしまい、タイムロスをしてしまった。特に最終スティントでは、ほとんど毎周回、渋滞に見舞われ、最後までスピードに乗れなかったのは残念だった。それでもマシンの信頼性が高いことがわかったことは良かったし、貴重なデータを収集することもできた。厳しいレースだったが、チームにとって良いレースだったと思う」

鈴木亜久里　チーム代表
「とても蒸し暑い厳しいレースになったマレーシアGPでの2台共の完走を非常に嬉しく思う。チーム全員が素晴らしい仕事をしてくれて、今日の2台のマシンが完走したことで、SUPER AGURI F1 TEAMの2008年度シーズンがやっと始まったと感じている」

レースの方ですが、今回はなんだかかみ合わないチームが多かった気がしました。
まずマクラーレンですが、予選での妨害によるグリッド降格の影響か、ハミルトンはブレーキをロックすることが多かったような気がしましたし、ピット作業も右フロントタイヤが上手にはずれす19.9秒(だったと思う)かかり、その後のピット作業でも6秒台で終わるはずが7～8秒台とすっかり負けのオーラをまとっていました。

また前回はロズベルグ3位、一貴6位と好調に見えたウィリアムズですが、ロズベルグはオープニングラップ早々にTOYOTAのグロックに当てられフロンとウィングをなくし後退、一貴は序盤からぶっ飛ばしどんケツから13位ぐらいまで上がっていたけど、スローパンクチャーで予定が狂い、結局最後尾でレースを終えました(ちなみにロズベルグはアンソニーの前、スーパーアグリはウィリアムズに挟まれてゴールということになります)。

そして今回も前回に引き続きあのドライバー2人はやっちゃいました。

マッサとバリチェロ…

マッサは2位を走っていたのにコーナーで突然リアがすべりスピンオフ。そのままグラベルに捕まりリタイヤ。


やっぱりマッサです-y(￣Д￣)｡oO○



バリチェロはピットロードのスピード違反でドライブスルーペナルティ。

又ピットでやっちゃいました(ノД`)ハァ



川井ちゃんも『だからマッサは…』とか『バリチェロ又ですか????』と私と似たようなコメントをしてました。

ちなみにマッサはスタート直後ライコネンにものごっつい幅寄せしてました。チャンピオン争いしている状態ならいざ知らず、今はフェラーリチームとして前回の汚名を晴らさなきゃいけないはずなのに、マッサは何を考えているのかさっぱりわかりません。勝ちたいのは分かりますが、シーズンの後半でもなく熾烈なチャンピオン争いをしている状態でも無い中であの行為はどうかと思いましたねぇ。

まぁライコネンは『別に…』みたいな反応でしたが…

次は1週開いてバーレーンGPです。

次は誰が勝つんでしょうか？

スーパーアグリの体制発表はどうなるのか？

そのあたりに注目したいと思います。


あぁ、そういえばGP2で小林可夢偉が初優勝しました。GP2で日本人が優勝するのも初めてだそうです。これがマレーシアGPの一番のハイライトかもしれませんね。

FMotorsportsより
小林可夢偉、GP2レースで初優勝!

F1マレーシアGPのサポートレースとして行われたGP2・アジアシリーズのセパン戦第2レースで、トヨタ・チームの第3ドライバー&テストドライバーを務める小林可夢偉(21歳)がみごと初優勝を遂げた。

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