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SAF1は撤退してしまいましたが、そのDNAを受け継いだF1界の侍・佐藤琢磨を応援するとともにF1ニュースやレース結果を中心に書き綴ります。 『まだだ、まだ終わらんよ…SAF1はあと○年は戦える!!』
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スペインバレンシでのテストが終了しました。

FMotorsporsより
バレンシア合同テスト最終日ライコネン最速(1/24)
24日(木)最終日を迎えたバレンシア合同テストは、フェラーリの新型車『F2008』を駆ったライコネンが、王者の実力をみせつけトップタイムで終えた。
僚友のマッサは3番手。
ライバル・マクラーレン勢は、前日トップだったコバライネンが2番手につけたものの、エースと目されるハミルトンはウィリアムズの新型車にかわされ5番手に留まった。


フェラーリVSマクラーレンの図式でありますが、4強の一角を蹴散らしたウィリアムズのドライバー…

それはロズベルグでは無く中嶋一貴です!!

4強の一角に食い込みハミルトンを追い落としたのはこの日初めて『FW30』をドライブした中嶋一貴!
前日『FW29B』でも5番手になっており、そのスピードは本物のようだ。


FMotorsportsより
マクラーレンより速い! 中嶋一貴(ウィリアムズ)

この日初めて新型車『FW30』をドライブした中嶋は、前日僚友ニコ・ロズベルグがマークしたタイムをさらに0.867秒も短縮、堂々17台中の4番手に位置してみせたもの。
周回数も116ラップとこの日最多になるもので、マシンの信頼性も高いことが窺われる。

同チームのサム・マイケル/テクニカル・ディレクターは「新型車『FW29』はヒュルケンバーグの手によりシェイクダウンが行われ、ロズベルグによってセットアップが進められ、そして一貴によって仕上げられた。
4日間でトータル1,400キロ以上も走破していて信頼性も十分だ。
われわれはいま来週のバルセロナでのテストに向け、さらに準備を進めている」と、自信をみせている。


かの日本人初のフルタイムF1ドライバー中嶋悟の息子は、見事ハミルトンを押え4位のタイムをたたき出しました。
昨年のブラジルGPでF1デビューを果たすもピットクルーをはねっちゃったりして『まだ早いだ』の『GP2でもう一年修行すべし』など一部でこのような意見を言われていましたが、そんな意見をぶっ飛ばす結果を持ってきました。
ウィリアムズがTOYOTAエンジンを使っているせいもあるから一貴の起用をTOYOTAがかなり後押ししたような気が(と言うか噂もありましたね、ブルツを追い出したとか…)しますが、何や言うても闘将フランク・ウィリアムズというF1界の重鎮が後押しだけでそう簡単に起用するわけは無いでしょう。
やはり何かしら光るものを感じたんだと思います。

親父さんの中嶋悟のときはHONDAが後押ししても結局ウィリアムズではデビューできずロータスでデビューすることになりました。
エンジニアとして日本人が携わってはいましたがF1ドライバーとしては日本人ドライバーは走っていなかった(ジャパンGPのスポット参戦は除く)ので、よく判らんドライバーをチャンピオン候補チームで入れるわけにはいかん!!ってので乗れなかった…。

実際初めてのF1ドライバーとして中嶋悟は大変苦労されましたし、F1がF2(現GP2ないしFポン)なんかよりも想像以上にすごい世界だったと言ってます。
特に年齢34歳でデビューだった悟は体力的にすごくハンデを追うことになりました。
ただマシン開発やドライビングテクニックは一流で、HONDAエンジンの開発やティレルでのマシン開発やピレリタイヤのセットアップなど陰の立役者として有名ですし、体力的に楽な雨のレースではかなりの強さを見せました。
88年のベルギーGPの雨のフリー走行では2位(間違ってたらごめんなさい)、89年雨のアデレードGPでは最下位からテールエンダーマシンのロータス・ジャッドでウィリアムズ・ルノーのパトレーゼを追い掛け回しファステスト・ラップ付の4位を獲得、ミスファイヤさえなければ3位になれたと言うレースを見せました(中嶋にF1ドライバーとして否定的たっだジェームス・ハント(だったと思いますが)がこのレースを見て中嶋を認めたのは有名)。
故ケン・ティレル氏曰く『すべてのレースが雨ならチャンピオンはナカジマだ!!』と言わしめました。
おそらくほとんどの人が『中嶋のデビューがあと10年早ければ…』と思っていたと思います。

そんなF1パオイニアの遺伝子を受け継いだ中嶋2世は22歳。
他の日本人と違って若い年齢でデビューできているので、これからもっともっとたくましく、そして強くなって欲しいと中嶋悟ファンの私としては思います。
とは言え一番応援しているのは琢磨ですけどねw


そう言えば今回のテストでもう一人日本人が走っていますが結果は…

1'15.703でトップから4秒落ち…

前日のインタビューで『明日はおもいっきり行く』と言ってましたが、踏み込めなかったのかな?それとも左足ブレーキ?はたまた他のマシンに迷惑をかけないため遠慮して走った?
…良くわかりません。
とは言え新車に乗ったバトンも1'13.689とケツから2番目のタイム(インドの力より遅い…)だったし、小暮はまだ慣れていないからしょうがない(って言ったらだめなんよねぇ、初めて乗ったのにレギュラードライバーと遜色ないタイムを出さないと)ということでマシンが大した事ないということにしときましょう(笑


…あっ、でもそれじゃRA108を使いたい、もといRA108まがいのマシンを使いたいSAF1は遅くなってしまうってことになりますねぇ。
それは良くない!!HONDAしっかりしろ!!



あとTOYOTAも大した事無さそうな気がますますしてきたのですが…
私だけですか?

※追記:小暮のタイムについて
どうも左足ブレーキがうまくできなかったようです。
F1キンダーガーテンより
「左足ブレーキングが課題」(小暮卓史)
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ネオ・クラシカルギタリストとF1とガンダムと戦国時代を愛するマ・クデ大佐です。現在はインフラの仕事をしているがこれまで家電量販、ブランドの並行輸入会社、PCサポートと結構な渡り鳥振りを発揮する。mixiもしてますが、ここはF1中心でmixiでは書かないことを書いていこうと思ってます。リンク・相互リンクはいつでもOKです。よろしく!メカドック!!
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