『Not even justice, I want to get truth! 真実は見えるか!?』その④

これまで『Not even justice, I want to get truth! 真実は見えるか!?』と題し、三回にわたってアロンソのストーブリーグを書いてきましたが(あと何個かいてますけど)、ようやく決着がついたようです。

ルノー、来季アロンソとピケJr.で挑む！
『INGルノーは10日（月）、2008年F1シーズンを戦うドライバーを発表した。
2005年、2006年と王者に輝いたフェルナンド・アロンソとネルソン・ピケJr.（ブラジル）がレギュラーシートを獲得し、2007年F3ユーロシリーズをルノーマシンで戦ったロメ・グロジャン（フランス）がテストドライバーの座に就き開発を担当する。』


これまで『お金でトヨタ』説や『プライベーターで金持ちだからレッドブル』説、『名門でプライベーターだからウィリアムズ』説、『ロス・ブラウンが来

たからHONDA』説、などさまざま噂が立ってました。

この中で本当に交渉し、話を進めていたチームはどれだけあるのでしょうか？
HONDA・ウィリアムズあたりはかなり可能性が低く、おそらくマスコミの妄想が先行していたのではないかと思う。おそらくレッドブルも同じでしょうね。

…でトヨタはヤルノ・トゥルーリが『(アロンソを)獲れるなら獲るべきだ』とチーム首脳陣に言っていたので交渉はしていたでしょう。




まぁいろんな噂が立ってましたが結局真実はルノーにあったわけで、これで混沌としながら大いに盛り上がったF1ストーブリーグは一旦収束するでしょう。




あとは残ったシートに誰が座るか…

・インドの力
・SAF1
・マクラーレン

インドの力は前にも『インドの力に群がる7人の超人？ 』で書きましたが、たくさんのテストドライバーがドライブし、今回アロンソのシート決定で放り出されたフィジケラもテストドライブをしています。
シートが確定していたと思われていたエイドリアン・スーティルもここに来てシートが未確定といわれています。

エイドリアン・スーティルの2008年シート、依然として未定
『2008年フォース・インディアにおけるドライバー・ラインアップでエイドリアン・スーティルの立場は依然として未定である。
彼は来年も元スパイカーチームに残留する契約を持っているが、チーム代表のコリン・コレスは最近、新シーズン前にシートがふたつ空くかも知れないと述べた。』
ここはもうしばらくごたごたしそうです。




SAF1はおそらく今年と同じラインナップで琢磨とアンソニーで決定でしょう。ただ琢磨は自分が求める要求にチームが答えれるかどうかが決め手と言ってたので、ドンデン返しがあるかもしれません。





マクラーレンは…来期は完全にハミルトンが1stドライバーの地位を獲得しているので(ロン・デニス曰く『まだNo2ドライバーは決まってない』と言っていたので"平等"にドライバーを扱わないことを示唆しました)、2stの地位に甘んじれるドライバー、更に言えばハミルトンのチャンピオン争いを邪魔しないドライバーでないといけません。
現在の候補で言うと、テストドライバーの『ペドロ・デラ・ロサ』とアロンソのシート確定で放出となった『ヘイッキ・コヴァライネン』のいずれかでないかと言われています。

現状で言うと経験不足なハミルトンの相方には経験豊富なドライバー且つハミルトンをサポートできるドライバーという条件になるので『ペドロ・デラ・ロサ』が筆頭候補ではないかと思われます。またアロンソと共にやってきてたスペイン系のスポンサーが残っていると言うところも考えると、スペイン人である『ペドロ・デラ・ロサ』が座った方が丸く収まると言うのも根拠になります。


ここで一発超ウルトラCで琢磨がマクラーレンのNo2シートに収まったら面白いかなぁ、なんて勝手な妄想を膨らますマ・クデ大佐でした。